設計基準BASIS

基本格子

基本格子は原則2.54mmとしております。


補助格子

ピン間本数 補助格子
0 1.27
1 0.635
2 0.508
3 0.3175

透視面

部品面視の設計を標準とします。
但し設計が複雑かつ困難になる場合、この限りではありません。


バイアホール

穴径 ランド径 レジスト径
標準

Ø0.8

Ø1.3

Ø1.5

セミ

Ø0.6

Ø1.0

Ø1.2

ミニ

Ø0.4

Ø0.7

Ø0.5


ランド

穴径 0.4 0.6 0.8 1 1.3 1.6 2
外層ランド 0.7 1 1.3 1.5
2
2.2 3 4
内層ランド 0.7 1 1.3 1.5
2
2.2 3 4
内層クリアランス 1.3 1.6 2 2.2 2.5 2.8 3.5
レジスト 0.5 1.2 1.5 1.7
2.2
2.4 3.2 4.5

パターン

ピン間本数 パターン幅 最小導体間隔
0 0.5 0.3
1 0.3 0.335
2 0.2 0.216
3 0.15 0.1675

禁止領域

  • 基板エッジから0.5mmは、パターン禁止としております。
  • 基板エッジから1mmは、実装禁止としております。
  • 基板取付穴の周囲Ø10はパターン、実装共に禁止としております。

但し禁止領域の指定がある場合、それを優先としております。


穴あけ指示

穴あけ加工の指示は、原則として部品のリード線径+0.2としております。
但しカタログの推奨加工図が優先です。


部品配置

  • 方向性のある部品(IC、ダイオード、電解コンデンサー等)は方向を統一しております。 無理な場合では、90°の2方向で統一します。
    フォトカプラなど分離優先する部品で方向を統一できない時、担当者の了承を得ることとしております。
  • 原則としてIC1個に対してパソコンを1個入れ、入れる場所もできるだけ電源ピンの近くにします。

配線

  • 電源GNDの配線は原則として格子状にします。
  • 直角パターンはしません。必ず45°もしくはRをとります。
  • 部品と接触する恐れのある所にはバイアホールを置きません。
  • C-MOSICの空き入力ピンは、GNDパターンに接続します。(IC1の空きピンはIC1のGNDピンに接続)
  • 水晶発振器への配線は、最短としてGNDパターンでガードリングしておきます。部品直下はGNDベタにし他のラインを通しません。
  • ヒートシンクの真下には、パターンを通しません。また近くに半導体、電解コンデンサーを置きません。
  • 電源GNDパターンは、できるだけ太くとり表から裏への接続はバイアホール2個以上とします。(できない場合は、その限りではありません。)
  • クロックラインは短く配線し、他のラインと平行するときはGNDでガードリングします。
  • アナログIC及びOPアンプの入力側部品(抵抗・コンデンサ等)は最短の配置・配線とし、ICのピン間に他の信号を通さないことを原則とし極力IC周辺はベタGNDとします。
  • QFPタイプのICには、フィデューシャルマークをICの対角に2箇所入れておきます。
  • 内層で接続されるランドは、サーマルリングとします。但し信号ラインを内層に入れる場合はベタ接続も可とします。
  • 内層には、コネクタや穴径がØ1.3を超える部品を直接落としません。

シルク

  • プリント基板に実装される全ての部品ナンバーをシルク印刷とします。
  • 部品ナンバーは1からnまでの連番とします。指定のある時はその指示に従います。
  • 半田面に実装される部品のシルクは部品面に点線にて表示します。両面シルクの場合は、点線表示はしないものとします。
  • プリント基板名称を部品面に入れます。入らない場合は、担当者と相談の上、決定します。
  • 文字の高さは、基板名称は3mm、部品ナンバーは1.2mmから1.5mmを原則とします。